行政書士業務

 

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産業廃棄物許可申請のポイント解説

1 許可取得に必要な重要ポイントA,B1B2!

A 事業に供する施設が基準に適合すること。

運搬用のトラックやそれを駐車する場所等が基準を満たしていることが必要です。

(トラック等の車検証の所有者欄等は、会社・本人でなくても可)

B 申請者の能力に係る基準に適合すること。

B1 知識及び技能

産業廃棄物処理の許可に関する講習会の収集運搬過程を終了していること。

(個人の場合は事業主として、法人の場合は役員として)

その他

B2 経理的基礎

直近の3期の決算の内容が、債務超過の場合は、「許可が取得できない。」「中小企業診断士の改善計画書の添付により許可が可能。」など都道府県により違いがあります。重要なポイントです。

 

2 実務例 

【法人の土木会社が、収集運搬業を申請する場合。】

(ダンプ2台を所有し会社敷地内に駐車スペースがあり、財務諸表は債務超過には至っていません。)

ダンプ車などは、車検期間内であること、そして駐車する場所が確保されていればよいです。

講習会の参加者は、社長さんでなくても役員さんであればよいです。

債務超過等でなければ特に問題ありません。(各都道府県の要領に注意してください。)